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2016年6月

ジャカルタ 新プリオクコンテナターミナル 7月から稼働見通し

インドネシア・ジャカルタのタンジュンプリオク港沖合に建設されている新プリオクコンテナターミナル(NPCT)が、来月7月15日から本格運営を開始する見通しとなりました。
 
タンジュンプリオク港はインドネシアのコンテナ貨物の約半分を取り扱い、現在3つのコンテナターミナルが稼働していますが、貨物の増加に処理能力が追い付かず混雑が続いていました。 これに対応するため、同港の沖合を埋め立てる形で新ターミナルが建設されており、その稼働が始まれば、混雑緩和に寄与するものと期待されています。 また、これまで1,500TEU型のフィーダー船しか受け入れることができなかった同港に、主要航路の大型コンテナ船が直接寄港できるようになり、物流コストの低減も見込まれています。 (2016/06/23)

拡張パナマ運河 6月26日供用開始

拡張パナマ運河が6月26日に開通します。
拡張工事は2007年に着工、53億ドルを投じて14年10月の完成を目指していましたが、閘門扉の強度不足・亀裂などで供用開始が延期されていました。

従来、パナマ運河通航の最大船型は5,000TEUでしたが、拡張工事の完成により、13,000TEU型船の通航が可能となりました。
すでにコンテナ船社では投入船型や航路戦略の見直しを進めており、パナマ運河経由の北米東岸航路を中心に、コンテナ船の大型化が進むとみられています。

こうした超大型船の投入に伴い、既存のパナマックス船の転配先として注目されているのがアジア域内航路です。
近年は共同運航やスロット交換を通じて多くの船社が一つのサービスに相乗りしているケースが増えているため、パナマックス船の受け皿になり、大量に流入するのではと言われています。

ただ、アジア域内の港湾は水深や岸壁長の影響で大型船が入港できないケースも多く、インフラがぜい弱で荷役に時間がかかる場合もあります。
大型化が進むほど、港湾混雑を引き起こす可能性が高まる懸念もあり、今後の航路戦略が注目されます。