ホーム>トピックス>2017年1月

2017年1月

2016年世界コンテナ取扱量上位港 実績

世界コンテナ取扱量上位港の2016年取扱実績が判明しました。 前年との比較でトップ6港の順位に変動はありませんでした。
 
中国上海港は7年連続の1位となりました。引き続き実績は増加していますが、その伸びは年々鈍化しています。 2位のシンガポールはほぼ増減なく横ばい、寧波・舟山は4.5%増で3位を狙いましたが深センに届かず4位。 香港は5年連続の減少で2000万TEUを割り込みましたが昨年と同じく5位を確保。釜山はここ数年増加傾向でしたが、昨年は韓進海運の破綻に伴うトランシップ貨物の減少が響き、マイナスに転じました。
 
トップ6港中の4港が前年比でマイナスとなり、上位港における取扱実績は全体的に低調でした。
 

2017130143343.jpg

中国発貨物列車、英国に到着

中国、華東地区中部の義烏市を出発した貨物列車が18日、7ヵ国 約12,000キロの道程を経て英国、ロンドンに到着しました。

カザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツ、フランス等各国を経由しましたが、鉄道軌間の相違がある国も

あるため、規格の違う機関車や鉄道ワゴンを用いて輸送されました。関係者はそれでも空路で輸送するよりも安価で、

海路で輸送するよりも輸送日数を短縮出来ると話しています。

 

中国が推進する「一帯一路構想」の一環として、中国にとって大きな前進となりました。(2017/01/20)

北米東岸港湾労使交渉 2月から協議開始

北米東岸港湾の港湾労使は、2018年9月末で失効する現行の労働協約の更新または延長に向けて、来月から非公式の協議を開始します。

港湾労組ILAと使用者団体USMXは13年4月に現在の労働協約に合意しました。
当初は12年9月末で更改される予定でしたが、シャーシ業務の取り扱いや荷役自動化を巡って交渉が長期化し、一時はストライキ直前の状況まで緊迫しました。
政府調停を通じて、予定より半年遅れての発効となり、有効期間は6年間で18年9月30日に失効します。

北米西岸でも14年から15年にかけて労使交渉がもつれ、サプライチェーンに大きな影響が出ました。
同様な事態にならないよう、失効まで20か月あまりを残す段階で協議を開始することで、交渉長期化による混乱を回避する狙いがあるものとみられます。

アジア発のコンテナ運賃 上昇傾向

アジア発欧米向けのコンテナ運賃が緩やかに上昇しています。 例年コンテナの荷動きは、10月の中国国慶節前に盛り上がりますが、それ以降は閑散期に入ります。 運賃もそれに伴って国慶節後に下降傾向となる流れが通例ですが、2016年の秋以降は緩やかな上昇が続いています。
 
2016年においては、例年10月前に起きる荷動きの増加が見られず、閑散期に入っても荷動きの減少が見られませんでした。 また、閑散期における荷動きの増加により空コンテナの回送が間に合わず、それに伴うコンテナ不足が発生していることも需給逼迫に繋がり、運賃上昇の要因となっているようです。
 
収支が大きく悪化しているコンテナ船社は、改善に向けた運賃修復を目指しており、欧米向けでは1月中の値上げも予定されています。