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スエズ運河・パナマ運河 10月からコンテナ船の通航料を値下げ

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スエズ運河庁は10月1日からコンテナ船の通航料を最大50%割り引くと発表しました。 ライバルであるパナマ運河に対抗し、コンテナ船の通航をつなぎとめる目的とみられます。
 
アジア~北米東岸間のコンテナ輸送において、2010年頃までは7割以上の船舶がパナマ運河を通航していましたが、パナマ運河の通航料値上げ、スエズ運河の優位性向上等によりそのシェアは年々低下し、パナマ運河は競争力を失っていきました。 しかし、2016年6月にパナマ運河が拡張されて大型船が通航できるようになってからは、シェアを再び7割以上まで回復しました。
 
今後アジアにおける製品製造・出荷拠点は徐々に南アジア方面に移ることが見込まれ、パナマ経由よりスエズ経由の方が、コンテナの積出し港から北米東岸までの輸送距離が短くなるケースが増える見通しです。
 
一方、運河拡張により通航船のシェアを取り戻したパナマ運河も、同じく10月1日からコンテナ船を対象に通航料の引き下げを決めていて、両運河がコンテナ船の確保にしのぎを削る状況となっています。
 
 

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