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航空輸出混載 9月は10万トンを上回る

航空貨物運送協会(JAFA)による9月の日本発航空輸出混載重量が発表され、前年同月比18.1%増の10万1960トンとなり、10万トンを上回りました。
 
前回10万トンを上回ったのは2015年3月ですが、同月は北米西岸の港湾ストによるアメリカ向けの特需という特殊要因があり、それより前に10万トンを超えた月はリーマンショック前の2008年9月でした。 仕向方面別に見ても全域的に2016年から物量の増加が続いていて、月間ベースではあるものの、2008年以降大幅に減少していた輸送物量が、リーマンショック前の水準まで回復するに至りました。

フィリピン税関 輸入コンテナ貨物のX線検査厳格化

フィリピンの関税局(BOC)が密輸対策として輸入コンテナ貨物に対してX線によるスクリーニング検査で通関を厳格化しています。
その影響でマニラ港では貨物引き取りにかかる時間が従来の1日から3日に延びるなど、手続きに遅れが出ていると伝えられています。

BOCは9月29日からレッドレーン(High Risk)を通る輸入貨物に100%のX線検査を義務付けるとともに、レッドレーンを通るコンテナ貨物量を1日あたり20%から80%に引き上げるとの税関通達を出しました。
従来はレッドレーンを通過する貨物は1日あたり貨物総量の20%、60%がイエローレーン(Medium Risk)、残り20%がグリーンレーン(Low Risk)に振り分けられていました。

新たな通達では、輸入貨物をレッドレーンに送ってX線によるスクリーニングにかけ、疑わしいものは書類検査を実施、イエローレーンでは書類審査だけ、グリーンレーンでは書類審査も貨物検査も実施せずに引渡しされることになりました。


 

1~6月神戸港コンテナ取扱数最高に 阪神大震災前超す

神戸市は2017年1~6月に神戸港で取り扱ったコンテナ個数が1995年の阪神大震災前を初めて超えて過去最高になったと発表しました。
市がまとめた港湾統計によると、取扱個数は前年同期比5.9%増の145万TEUでした。
神戸港を経由して輸出入貨物を運ぶと補助金を出す国の集荷施策が増加を後押ししたとみられます。

神戸港は「国際コンテナ戦略港湾」に位置づけられ、国などは積替え地を神戸港に切り替えた事業者に補助金を出しています。
今年度からは海外港同士の輸送でも神戸港での積み替え時に補助金を出すようになり、取扱数増加に向けた取り組みが進められています。

スエズ運河・パナマ運河 10月からコンテナ船の通航料を値下げ

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スエズ運河庁は10月1日からコンテナ船の通航料を最大50%割り引くと発表しました。 ライバルであるパナマ運河に対抗し、コンテナ船の通航をつなぎとめる目的とみられます。
 
アジア~北米東岸間のコンテナ輸送において、2010年頃までは7割以上の船舶がパナマ運河を通航していましたが、パナマ運河の通航料値上げ、スエズ運河の優位性向上等によりそのシェアは年々低下し、パナマ運河は競争力を失っていきました。 しかし、2016年6月にパナマ運河が拡張されて大型船が通航できるようになってからは、シェアを再び7割以上まで回復しました。
 
今後アジアにおける製品製造・出荷拠点は徐々に南アジア方面に移ることが見込まれ、パナマ経由よりスエズ経由の方が、コンテナの積出し港から北米東岸までの輸送距離が短くなるケースが増える見通しです。
 
一方、運河拡張により通航船のシェアを取り戻したパナマ運河も、同じく10月1日からコンテナ船を対象に通航料の引き下げを決めていて、両運河がコンテナ船の確保にしのぎを削る状況となっています。
 
 

日中航路 古紙・廃プラの輸入規制へ

中国国務院は先月、中国に原材料として輸入されている古紙や廃プラスチックなどのリサイクル品について、環境に有害なものの輸入を来年から規制する方針を明らかにしました。
また2019年末までに、中国国内のリサイクル率をさらに高め、国内で代替可能なものについて輸入調達からの切り替えを段階的に行っていくとのことです。

日中コンテナトレードの荷動きは昨年11月以降、好調に推移しています。
日本からの輸出では、古紙や廃プラスチックなどのリサイクル品が全体の3~4割を占めているとみられています。
特に古紙は日本や米国からの輸出が多く、日中航路や中国-北米航路に大きな影響を与える可能性があります。
すでに中国側の古紙輸入業者や日本側の輸送業者に対する輸入ライセンスの更新認可が下りにくくなっているようで、規制の影響が出始めています。

アジア・欧州間の荷動き 過去最高を更新

アジア-欧州間のコンテナ荷動きが大きく伸び、2017年1月からの累計が過去最高の輸送量となっています。
 
5月のアジア発欧州向け西航コンテナ荷動きは前年同月比7.5%増の143万845TEUで3カ月連続の増加となり、4月に続き5月単月、累計ともに過去最高となりました。 1~5月の累計は前年同期比4.9%増の655万240TEUとなっています。
 
また、5月の欧州発アジア向け東航の荷動きは、前年同月比0.7%増の63万9883TEUとなり5カ月連続で増加しました。 1~5月の東航累計荷動きは前年同期比9.3%増の328万4612TEUで、こちらも単月、累計ともに過去最高を更新しています。
 
アジア-欧州間の旺盛な貨物需要により、本船スペースはタイトな状態が続き、コンテナ在庫も不足気味の状況が続いています。

チッタゴン港混雑深刻化

バングラデシュのチッタゴン港で混雑がここ2カ月深刻化しています。

同国の輸出入の約90%を担うチッタゴン港ですが、過去約9年間、新しい突堤が建設されなかった事や、ここ数年の貨物取扱量の増加、さらに6月にはガントリークレーン2基が事故で使用不能になる等の要因が重なり、バース待ちが約12日に及ぶと伝えられています。

同港湾局では関係者を集めて対策を協議、大型船の夜間の寄港や近隣ヤードでの蔵置スペースの設置、ヤードクレーン3基を設置し処理能力を向上させるとしています。

16年 日本港湾コンテナ取扱量 2.4%増の2168万TEU

国土交通省港湾局の発表によると、2016年の日本港湾におけるコンテナ取扱量は前年比2.4%増の2168万TEUとなり、2年ぶりに前年実績を上回りました。
取扱量が増えた要因としては、国際コンテナ戦略港湾への集荷や、国際フィーダー航路網の拡大など、国際コンテナ戦略港湾政策の成果が現れてきているためだと考えられます。

統計は全国の港湾管理者が提出したデータをもとに国交省港湾局がまとめたものです。
取扱量上位港の変動は、神戸港が内貿コンテナ取扱量の増加により、横浜港を抜いて2位に浮上しました。

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5月シンガポール港コンテナ取扱量、最高値を記録

 シンガポール海事港湾庁(MPA)が発表した数値によると、先月5月の同港でのコンテナ取扱量は299TEU に上り、20171月から5月迄の月別取扱量において最高値を記録しました。5月末迄の合計取扱量は1,320TEUで、昨年の同期間における取扱量1,245TEUから約6%の伸びとなりました。

 

バンコク港、レムチャバン港の混雑続く

タイのバンコク港とレムチャバン港における混雑が続いています。 特にバンコク港では4日余りのスケジュール遅延が発生しており、一部船社ではバンコク入港予定の本船をバンコク抜港として、レムチャバンからのバージ輸送に切り替えています。
 
バンコクはチャオプラヤ川河岸の河川港ですが、4月頃からチャオプラヤ川の水位が低下して入港が制限されています。 さらに同港のガントリークレーン保守・点検作業が実施されていることも重なり、混雑が生じることとなりました。 バンコク港混雑の影響を受け、レムチャバン港においても混雑が発生しています。