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トラック無人隊列走行 22年度の商業化を目指す

国土交通省と経済産業省は、昨年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017」に基づき、早ければ2022年度でのトラック無人隊列走行の商業化を目指しています。

今年1月には新東名高速道路と北関東自動車道で有人隊列走行の実証実験が行われており、20年度には高速道路上での後続無人隊列走行実現を目標としています。トラックの後続無人隊列走行は、海上コンテナのドレージにおいても活用が期待されており、ドライバー不足の解消へ向けて期待が寄せられています。

7月アジア発米国向け コンテナ輸送量が過去最高

アジア発米国向けのコンテナ輸送量が急増しています。
米調査機関のデータマインがまとめた7月の輸送量は前年同月比6.4%増の148万7235TEUでした。
単月の輸送量として2017年8月を上回り過去最高を記録しました。

米中貿易摩擦により、関税引き上げ前の駆け込み出荷が増えたことが背景にあるとみられます。
品目別の輸送量で最大の家具類は10.6%増、プラスチック製品は24.9%増でした。
米国が23日に発動すると発表した対中制裁関税の第2弾にはプラスチック製品、9月以降を予定している第3弾の制裁関税には家具などが含まれています。

 

日本から中国への古紙輸出 一時的回復か

昨年9月以降、中国の輸入規制により日本から中国への古紙輸出が大幅に減少していましたが、今年の4月以降急速に回復しています。

その要因としては、中国側で古紙を扱う大手業者に対する輸入ライセンス発行が再開され始めたこと、また米国と中国による貿易摩擦の余波が影響していると考えられます。

中国では依然として、eコマース(EC)の拡大で梱包用段ボールの需要が高く、米中貿易摩擦の影響で米国から中国向けの古紙輸送がほぼ途絶える中、その穴埋めとして分別がなされ、品質の高い日本の古紙の需要が高まっているのではないかと推察されます。

ただこの状態も一時的であるとの見方が多く、米中貿易摩擦の鎮静化や、中国による資源ごみの輸入規制がさらに強化される可能性も考えられることから、今年下期の荷動きについては不透明感が強いと見る関係者が多いようです。

 

東京港 新たな客船ターミナルの名称が決定

東京都港湾局は、世界最大級のクルーズ客船にも対応可能な東京港の新たな客船ターミナルの名称を、『東京国際クルーズターミナル』とすることを発表しました。

東京国際クルーズターミナルは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの完成を目指して整備中で、2020年6月末に完成予定です。現存の晴海客船ターミナルと異なり、レインボーブリッジの外側に位置するため、高さ制限がなく365日大型船の受け入れが可能になります。新ターミナルの完成後、晴海埠頭と晴海客船ターミナルは廃止されることが決定しています。

さらに、ゆりかもめの最寄駅名も「船の科学館」駅から「東京国際クルーズターミナル」駅に改称されることが発表されており、2019年3月より変更される予定となっています。

資源ごみ代替市場のベトナム カトライ港で混雑深刻化

注目されている中国の資源ごみ規制により、代替市場として輸入増加しているベトナムのカトライ港は、4月末から5月初めの現地祝日による輸入通関の遅れも手伝い、長期滞貨が8,050TEUにのぼる深刻な港湾混雑が発生しています。

ベトナムでは一定以上の鉄、紙、プラスチックの廃棄物を輸入する場合、天然資源環境省が発行するスクラップ輸入適合証明書の取得が必要ですが、同証明書なしの輸入や、証明書偽造などの不法行為が増加していた為、税関による摘発が行われていました。 結果として発見された違法輸入貨物が、長期滞留してしまっているようです。

現在対応措置が取られていますが、混雑はしばらく続くことが予想されます。

資源ごみ輸送 輸入規制強化で不透明感強まる

先にお伝えした中国による資源ごみ輸入規制強化の影響で、欧米や日本から中国向けの輸出が激減しています。
これまで資源ごみは日中航路のインバランス縮小や空コンテナの回送費用削減に貢献し、船のスペースを埋めることのできる貨物として重宝されてきました。
しかし、他の貨物と比べて運賃が低いことから輸送が赤字になるケースもあり、近年の船社の経営環境の悪化を背景に、積極的に引き受ける船社が減少傾向にありました。

こうした中、中国に代わる新たな受け入れ先として、東南アジア向けの輸出が拡大してきましたが、東南アジア諸国も環境悪化などの懸念から輸入規制を強化する動きを見せています。
規制強化によるリスクを回避するため、廃プラスチックや古紙など資源ごみの引き受けを一時的に停止する船社も出てきました。
中国による輸入規制も今年末、来年末にかけ対象品目を広げながらさらに強化されることが見込まれている中、資源ごみ輸送の流れに不透明感が強まっています。

 

中国 廃棄物の輸入規制を強化

中国は国内のリサイクル率を高める目的で、段階的に廃棄物の輸入規制強化、禁止品の拡大を行う予定です。

規制強化は今後2段階に分けて行われ、2018年12月31日に、リサイクルのための金属製品、電線やケーブル、解撤可能なスクラップ船舶、工業由来の廃プラスチックなど16品目の固体廃棄物を輸入禁止。

2019年12月31日には、廃材、木くず、ステンレスなど16品目の固体廃棄物を輸入禁止するとされました。

すでに昨年末に規制された古紙・廃プラスチックは、日中航路のウエストバウンドの主要品目だったため、日本出し中国向け海上輸出が減少しましたが、今後さらなる輸出減少の可能性も否定できない状況となりました。

上海港 濃霧により港湾閉鎖

上海港や中国北部の複数の港で3月27日から濃霧による港湾閉鎖が発生し、寄港船に大幅な遅延が生じています。
上海海事局によると、先週、大規模な霧が発生して長江の航道が視界不良となり、3月27日~4月1日に上海港が計2回、約106時間にわたって閉鎖されました。
閉鎖の時間はこの10年で最長となるようで、ピーク時には1550隻の滞船が発生、4月2日の時点でも、滞船は300隻規模に上っているそうです。

濃霧による港湾閉鎖は上海だけでなく、寧波、連雲港、青島、大連など華北・華東の主要港で広く発生しています。
これにより大幅な運航遅延が発生しているため、中国船社では、各港に発着予定の本船のキャンセルや抜港に踏み切る動きも出ています。

 

 

東アジア・東南アジア各国 4月の祝祭日

東アジア・東南アジア各国においては、以下の通り4月に祝祭日があります。

各国での輸出入作業等に影響を及ぼす可能性がありますので、ご参考として頂けましたらと存じます。

 

中国:4/5(木) ~ 4/7(土)、4/29(日) ~ 5/1(火)

香港:4/2(月)、4/5(木)

台湾:4/4(水) ~ 4/6(金)

カンボジア: 4/14(土) ~ 4/16(月)、4/29(日) ~ 4/30(月)

タイ: 4/6(金)、4/13(金) ~ 16(月)

インドネシア: 4/14(土)

フィリピン: 4/9(月)

ベトナム: 4/25(水)、4/30(月)

ミャンマー: 4/13(金) ~ 4/17(火)、4/29(日)

 

ペナン港 1.8億リンギット投資しターミナル拡張へ

マレーシアのペナン港を運営するPenang Port (PPSB)は今年、コンテナ処理能力を200万TEUから280万TEUへ拡充するため1億8,000万リンギット(約49億円)を設備投資する計画を打ち出しました。
第1期でバース全長を延伸し、ガントリークレーンを2基増設するほか、航路の深さを11mから11.5mに増深し、寄港船の大型化に対応する予定です。
拡張工事は今年第3四半期(7-9月)に着工、18~20か月で完成予定とのことです。
ペナン港の2017年コンテナ取扱量は150万TEUで前年比約6%増加、今年も約6%増加し160万TEUを見込んでいます。

弊社ではマレーシア向けの輸送を得意としております。
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