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東京港 新たな客船ターミナルの名称が決定

東京都港湾局は、世界最大級のクルーズ客船にも対応可能な東京港の新たな客船ターミナルの名称を、『東京国際クルーズターミナル』とすることを発表しました。

東京国際クルーズターミナルは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの完成を目指して整備中で、2020年6月末に完成予定です。現存の晴海客船ターミナルと異なり、レインボーブリッジの外側に位置するため、高さ制限がなく365日大型船の受け入れが可能になります。新ターミナルの完成後、晴海埠頭と晴海客船ターミナルは廃止されることが決定しています。

さらに、ゆりかもめの最寄駅名も「船の科学館」駅から「東京国際クルーズターミナル」駅に改称されることが発表されており、2019年3月より変更される予定となっています。

資源ごみ代替市場のベトナム カトライ港で混雑深刻化

注目されている中国の資源ごみ規制により、代替市場として輸入増加しているベトナムのカトライ港は、4月末から5月初めの現地祝日による輸入通関の遅れも手伝い、長期滞貨が8,050TEUにのぼる深刻な港湾混雑が発生しています。

ベトナムでは一定以上の鉄、紙、プラスチックの廃棄物を輸入する場合、天然資源環境省が発行するスクラップ輸入適合証明書の取得が必要ですが、同証明書なしの輸入や、証明書偽造などの不法行為が増加していた為、税関による摘発が行われていました。 結果として発見された違法輸入貨物が、長期滞留してしまっているようです。

現在対応措置が取られていますが、混雑はしばらく続くことが予想されます。

資源ごみ輸送 輸入規制強化で不透明感強まる

先にお伝えした中国による資源ごみ輸入規制強化の影響で、欧米や日本から中国向けの輸出が激減しています。
これまで資源ごみは日中航路のインバランス縮小や空コンテナの回送費用削減に貢献し、船のスペースを埋めることのできる貨物として重宝されてきました。
しかし、他の貨物と比べて運賃が低いことから輸送が赤字になるケースもあり、近年の船社の経営環境の悪化を背景に、積極的に引き受ける船社が減少傾向にありました。

こうした中、中国に代わる新たな受け入れ先として、東南アジア向けの輸出が拡大してきましたが、東南アジア諸国も環境悪化などの懸念から輸入規制を強化する動きを見せています。
規制強化によるリスクを回避するため、廃プラスチックや古紙など資源ごみの引き受けを一時的に停止する船社も出てきました。
中国による輸入規制も今年末、来年末にかけ対象品目を広げながらさらに強化されることが見込まれている中、資源ごみ輸送の流れに不透明感が強まっています。

 

中国 廃棄物の輸入規制を強化

中国は国内のリサイクル率を高める目的で、段階的に廃棄物の輸入規制強化、禁止品の拡大を行う予定です。

規制強化は今後2段階に分けて行われ、2018年12月31日に、リサイクルのための金属製品、電線やケーブル、解撤可能なスクラップ船舶、工業由来の廃プラスチックなど16品目の固体廃棄物を輸入禁止。

2019年12月31日には、廃材、木くず、ステンレスなど16品目の固体廃棄物を輸入禁止するとされました。

すでに昨年末に規制された古紙・廃プラスチックは、日中航路のウエストバウンドの主要品目だったため、日本出し中国向け海上輸出が減少しましたが、今後さらなる輸出減少の可能性も否定できない状況となりました。

上海港 濃霧により港湾閉鎖

上海港や中国北部の複数の港で3月27日から濃霧による港湾閉鎖が発生し、寄港船に大幅な遅延が生じています。
上海海事局によると、先週、大規模な霧が発生して長江の航道が視界不良となり、3月27日~4月1日に上海港が計2回、約106時間にわたって閉鎖されました。
閉鎖の時間はこの10年で最長となるようで、ピーク時には1550隻の滞船が発生、4月2日の時点でも、滞船は300隻規模に上っているそうです。

濃霧による港湾閉鎖は上海だけでなく、寧波、連雲港、青島、大連など華北・華東の主要港で広く発生しています。
これにより大幅な運航遅延が発生しているため、中国船社では、各港に発着予定の本船のキャンセルや抜港に踏み切る動きも出ています。

 

 

東アジア・東南アジア各国 4月の祝祭日

東アジア・東南アジア各国においては、以下の通り4月に祝祭日があります。

各国での輸出入作業等に影響を及ぼす可能性がありますので、ご参考として頂けましたらと存じます。

 

中国:4/5(木) ~ 4/7(土)、4/29(日) ~ 5/1(火)

香港:4/2(月)、4/5(木)

台湾:4/4(水) ~ 4/6(金)

カンボジア: 4/14(土) ~ 4/16(月)、4/29(日) ~ 4/30(月)

タイ: 4/6(金)、4/13(金) ~ 16(月)

インドネシア: 4/14(土)

フィリピン: 4/9(月)

ベトナム: 4/25(水)、4/30(月)

ミャンマー: 4/13(金) ~ 4/17(火)、4/29(日)

 

ペナン港 1.8億リンギット投資しターミナル拡張へ

マレーシアのペナン港を運営するPenang Port (PPSB)は今年、コンテナ処理能力を200万TEUから280万TEUへ拡充するため1億8,000万リンギット(約49億円)を設備投資する計画を打ち出しました。
第1期でバース全長を延伸し、ガントリークレーンを2基増設するほか、航路の深さを11mから11.5mに増深し、寄港船の大型化に対応する予定です。
拡張工事は今年第3四半期(7-9月)に着工、18~20か月で完成予定とのことです。
ペナン港の2017年コンテナ取扱量は150万TEUで前年比約6%増加、今年も約6%増加し160万TEUを見込んでいます。

弊社ではマレーシア向けの輸送を得意としております。
現地代理店と連絡を密に取り、お客様の貨物を安全かつスピーディーにお運び致します。
案件がございましたら、営業担当までお気軽にお問い合わせください。

2017年世界コンテナ取扱量上位港 実績

世界のコンテナ取扱量上位10港の2017年実績が揃いました。6年連続で上位10港の顔ぶれは変わらず、前年からは順位変動もありませんでした。上位10港の取扱量の合計は、世界全体の海上コンテナ荷動きの伸びに伴い、前年比6.9%増の2億3377万TEUと増加しました。

その中でも上海港は世界で初めて4000万TEUを突破し、7年連続の首位となっています。昨年12月には世界最大の自動化コンテナターミナルが稼働し、年間630万TEUを取り扱えるターミナルとなっており、今後さらなる貨物の増加が見込まれています。

上海以外の上位港も取扱実績は前年比で増加しており、好調であったことが見て取れます。

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神戸港 17年コンテナ取扱量過去最高

神戸市みなと総局が発表した神戸港の2017年(1~12月)のコンテナ取扱量は前年比4.1%増の291万6588TEUと過去最高を更新しました。
阪神大震災以降、コンテナ取扱量の回復に取り組み、国が進める国際コンテナ戦略港湾政策も奏功しました。

神戸港のコンテナ取扱量のこれまでの過去最高値は1994年の291万5853TEUでした。
翌年は阪神大震災の影響により、146万TEUにまで激減しました。
96年には223万TEUと200万台に乗せ、この5年間は、13年255万TEU、14年262万TEU、15年271万TEU、16年280万TEUと上積みを図り、17年は過去最高を更新しました。

 

海上コンテナ ドレージ不足が深刻化

首都圏を中心として海上コンテナを陸上輸送するドレージ不足が深刻化しています。

昨年11月末以降ドレージの確保が一段と難しくなり、年末年始を過ぎた現在も確保に2~3週間を要することが多くなっています。

海コンの陸送を請け負うトラック事業者も業界内の競争激化による運賃低迷などを要因に、年々減少しているため、近年は東京だけでなく、北関東やその他周辺地域のトラック業者が海コンの陸送を請け負うケースも増えています。

遠因として、CYでの長時間待機などが挙げられており、1日で輸送できるコンテナ個数が減ることで収入減にもつながることが、ドライバーに敬遠されてしまうことも要因に挙げられています。

今後も特に輸送需要が増加する中国の旧正月前や年度末など荷動きが増加する期間、首都圏を中心に深刻なドレージ不足に陥ると見込まれています。