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1~6月神戸港コンテナ取扱数最高に 阪神大震災前超す

神戸市は2017年1~6月に神戸港で取り扱ったコンテナ個数が1995年の阪神大震災前を初めて超えて過去最高になったと発表しました。
市がまとめた港湾統計によると、取扱個数は前年同期比5.9%増の145万TEUでした。
神戸港を経由して輸出入貨物を運ぶと補助金を出す国の集荷施策が増加を後押ししたとみられます。

神戸港は「国際コンテナ戦略港湾」に位置づけられ、国などは積替え地を神戸港に切り替えた事業者に補助金を出しています。
今年度からは海外港同士の輸送でも神戸港での積み替え時に補助金を出すようになり、取扱数増加に向けた取り組みが進められています。

スエズ運河・パナマ運河 10月からコンテナ船の通航料を値下げ

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スエズ運河庁は10月1日からコンテナ船の通航料を最大50%割り引くと発表しました。 ライバルであるパナマ運河に対抗し、コンテナ船の通航をつなぎとめる目的とみられます。
 
アジア~北米東岸間のコンテナ輸送において、2010年頃までは7割以上の船舶がパナマ運河を通航していましたが、パナマ運河の通航料値上げ、スエズ運河の優位性向上等によりそのシェアは年々低下し、パナマ運河は競争力を失っていきました。 しかし、2016年6月にパナマ運河が拡張されて大型船が通航できるようになってからは、シェアを再び7割以上まで回復しました。
 
今後アジアにおける製品製造・出荷拠点は徐々に南アジア方面に移ることが見込まれ、パナマ経由よりスエズ経由の方が、コンテナの積出し港から北米東岸までの輸送距離が短くなるケースが増える見通しです。
 
一方、運河拡張により通航船のシェアを取り戻したパナマ運河も、同じく10月1日からコンテナ船を対象に通航料の引き下げを決めていて、両運河がコンテナ船の確保にしのぎを削る状況となっています。
 
 

日中航路 古紙・廃プラの輸入規制へ

中国国務院は先月、中国に原材料として輸入されている古紙や廃プラスチックなどのリサイクル品について、環境に有害なものの輸入を来年から規制する方針を明らかにしました。
また2019年末までに、中国国内のリサイクル率をさらに高め、国内で代替可能なものについて輸入調達からの切り替えを段階的に行っていくとのことです。

日中コンテナトレードの荷動きは昨年11月以降、好調に推移しています。
日本からの輸出では、古紙や廃プラスチックなどのリサイクル品が全体の3~4割を占めているとみられています。
特に古紙は日本や米国からの輸出が多く、日中航路や中国-北米航路に大きな影響を与える可能性があります。
すでに中国側の古紙輸入業者や日本側の輸送業者に対する輸入ライセンスの更新認可が下りにくくなっているようで、規制の影響が出始めています。

アジア・欧州間の荷動き 過去最高を更新

アジア-欧州間のコンテナ荷動きが大きく伸び、2017年1月からの累計が過去最高の輸送量となっています。
 
5月のアジア発欧州向け西航コンテナ荷動きは前年同月比7.5%増の143万845TEUで3カ月連続の増加となり、4月に続き5月単月、累計ともに過去最高となりました。 1~5月の累計は前年同期比4.9%増の655万240TEUとなっています。
 
また、5月の欧州発アジア向け東航の荷動きは、前年同月比0.7%増の63万9883TEUとなり5カ月連続で増加しました。 1~5月の東航累計荷動きは前年同期比9.3%増の328万4612TEUで、こちらも単月、累計ともに過去最高を更新しています。
 
アジア-欧州間の旺盛な貨物需要により、本船スペースはタイトな状態が続き、コンテナ在庫も不足気味の状況が続いています。

チッタゴン港混雑深刻化

バングラデシュのチッタゴン港で混雑がここ2カ月深刻化しています。

同国の輸出入の約90%を担うチッタゴン港ですが、過去約9年間、新しい突堤が建設されなかった事や、ここ数年の貨物取扱量の増加、さらに6月にはガントリークレーン2基が事故で使用不能になる等の要因が重なり、バース待ちが約12日に及ぶと伝えられています。

同港湾局では関係者を集めて対策を協議、大型船の夜間の寄港や近隣ヤードでの蔵置スペースの設置、ヤードクレーン3基を設置し処理能力を向上させるとしています。

16年 日本港湾コンテナ取扱量 2.4%増の2168万TEU

国土交通省港湾局の発表によると、2016年の日本港湾におけるコンテナ取扱量は前年比2.4%増の2168万TEUとなり、2年ぶりに前年実績を上回りました。
取扱量が増えた要因としては、国際コンテナ戦略港湾への集荷や、国際フィーダー航路網の拡大など、国際コンテナ戦略港湾政策の成果が現れてきているためだと考えられます。

統計は全国の港湾管理者が提出したデータをもとに国交省港湾局がまとめたものです。
取扱量上位港の変動は、神戸港が内貿コンテナ取扱量の増加により、横浜港を抜いて2位に浮上しました。

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5月シンガポール港コンテナ取扱量、最高値を記録

 シンガポール海事港湾庁(MPA)が発表した数値によると、先月5月の同港でのコンテナ取扱量は299TEU に上り、20171月から5月迄の月別取扱量において最高値を記録しました。5月末迄の合計取扱量は1,320TEUで、昨年の同期間における取扱量1,245TEUから約6%の伸びとなりました。

 

バンコク港、レムチャバン港の混雑続く

タイのバンコク港とレムチャバン港における混雑が続いています。 特にバンコク港では4日余りのスケジュール遅延が発生しており、一部船社ではバンコク入港予定の本船をバンコク抜港として、レムチャバンからのバージ輸送に切り替えています。
 
バンコクはチャオプラヤ川河岸の河川港ですが、4月頃からチャオプラヤ川の水位が低下して入港が制限されています。 さらに同港のガントリークレーン保守・点検作業が実施されていることも重なり、混雑が生じることとなりました。 バンコク港混雑の影響を受け、レムチャバン港においても混雑が発生しています。

トラックドライバーの荷待ち時間等の記録の義務付け

 

国土交通省は531日、トラックドライバーの業務実態の把握、長時間労働等の改善を図る為、荷主都合による待機が発生した場合、待機場所、到着・出発や荷積み・荷卸しの時間等を乗務記録の記載対象として追加する「貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部を改正する省令」を公布しました。

 

公布日:平成29531

施行日:平成2971

 

乗務等の記録(8条関係)

トラックドライバーが車両総重量8トン以上又は最大積載量5トン以上のトラックに乗務した場合、ドライバー毎に集荷・配達を行った地点、到着日時、荷積み・荷卸しの開始及び終了の日時等について記録し、1年間保存しなければならない。

 

適正な取引の確保(第9条の4関係)

荷主都合による集荷・配達地点等における待機についても、トラックドライバーの過労運転につながるおそれがあることから、輸送の安全を阻害する行為の一例として加える。

 

トラックドライバーの長時間労働の要因の一つとされる、荷待ち時間等の削減、是正を図り、また荷待ち等の実態を把握し、その情報を元にトラック業者と荷主間の協力、改善を促進するとともに、国としても荷待ち時間を生じさせている荷主に対し勧告等を行うに当たっての判断材料とする狙いがある様です。

 

 

邦船3社コンテナ船統合会社 「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス」に

日本郵船、商船三井、川崎汽船の3社は、来年4月に事業開始予定のコンテナ船統合新会社の社名を「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス」に決定したと発表しました。
持ち株会社を東京に設立する一方、事業運営会社をシンガポールに置き、地域統括拠点を香港、シンガポール、ロンドン、リッチモンド(米国バージニア州)、サンパウロにそれぞれ設置する予定です。

シンガポールには、すでに各船社で一定の事業運営基盤が存在していることに加え、海事センターとしての地理的優位性や海運会社に対する税制優遇措置が充実していることなどから、主体となる事業運営拠点を日本国外に置くことになったとしています。

3社は昨年10月末に定期コンテナ船事業の統合で合意、合弁会社を今年7月1日設立、来年4月からサービスを開始する計画です。
統合によりコンテナ船運航規模は243隻・約144万TEUとなり、世界6位のシェアを握ることになります。
現在、関係各国の審査・承認手続きを進めており、完了した段階で詳細を改めて公表する予定です。