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16年 日本港湾コンテナ取扱量 2.4%増の2168万TEU

国土交通省港湾局の発表によると、2016年の日本港湾におけるコンテナ取扱量は前年比2.4%増の2168万TEUとなり、2年ぶりに前年実績を上回りました。
取扱量が増えた要因としては、国際コンテナ戦略港湾への集荷や、国際フィーダー航路網の拡大など、国際コンテナ戦略港湾政策の成果が現れてきているためだと考えられます。

統計は全国の港湾管理者が提出したデータをもとに国交省港湾局がまとめたものです。
取扱量上位港の変動は、神戸港が内貿コンテナ取扱量の増加により、横浜港を抜いて2位に浮上しました。

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5月シンガポール港コンテナ取扱量、最高値を記録

 シンガポール海事港湾庁(MPA)が発表した数値によると、先月5月の同港でのコンテナ取扱量は299TEU に上り、20171月から5月迄の月別取扱量において最高値を記録しました。5月末迄の合計取扱量は1,320TEUで、昨年の同期間における取扱量1,245TEUから約6%の伸びとなりました。

 

バンコク港、レムチャバン港の混雑続く

タイのバンコク港とレムチャバン港における混雑が続いています。 特にバンコク港では4日余りのスケジュール遅延が発生しており、一部船社ではバンコク入港予定の本船をバンコク抜港として、レムチャバンからのバージ輸送に切り替えています。
 
バンコクはチャオプラヤ川河岸の河川港ですが、4月頃からチャオプラヤ川の水位が低下して入港が制限されています。 さらに同港のガントリークレーン保守・点検作業が実施されていることも重なり、混雑が生じることとなりました。 バンコク港混雑の影響を受け、レムチャバン港においても混雑が発生しています。

トラックドライバーの荷待ち時間等の記録の義務付け

 

国土交通省は531日、トラックドライバーの業務実態の把握、長時間労働等の改善を図る為、荷主都合による待機が発生した場合、待機場所、到着・出発や荷積み・荷卸しの時間等を乗務記録の記載対象として追加する「貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部を改正する省令」を公布しました。

 

公布日:平成29531

施行日:平成2971

 

乗務等の記録(8条関係)

トラックドライバーが車両総重量8トン以上又は最大積載量5トン以上のトラックに乗務した場合、ドライバー毎に集荷・配達を行った地点、到着日時、荷積み・荷卸しの開始及び終了の日時等について記録し、1年間保存しなければならない。

 

適正な取引の確保(第9条の4関係)

荷主都合による集荷・配達地点等における待機についても、トラックドライバーの過労運転につながるおそれがあることから、輸送の安全を阻害する行為の一例として加える。

 

トラックドライバーの長時間労働の要因の一つとされる、荷待ち時間等の削減、是正を図り、また荷待ち等の実態を把握し、その情報を元にトラック業者と荷主間の協力、改善を促進するとともに、国としても荷待ち時間を生じさせている荷主に対し勧告等を行うに当たっての判断材料とする狙いがある様です。

 

 

邦船3社コンテナ船統合会社 「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス」に

日本郵船、商船三井、川崎汽船の3社は、来年4月に事業開始予定のコンテナ船統合新会社の社名を「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス」に決定したと発表しました。
持ち株会社を東京に設立する一方、事業運営会社をシンガポールに置き、地域統括拠点を香港、シンガポール、ロンドン、リッチモンド(米国バージニア州)、サンパウロにそれぞれ設置する予定です。

シンガポールには、すでに各船社で一定の事業運営基盤が存在していることに加え、海事センターとしての地理的優位性や海運会社に対する税制優遇措置が充実していることなどから、主体となる事業運営拠点を日本国外に置くことになったとしています。

3社は昨年10月末に定期コンテナ船事業の統合で合意、合弁会社を今年7月1日設立、来年4月からサービスを開始する計画です。
統合によりコンテナ船運航規模は243隻・約144万TEUとなり、世界6位のシェアを握ることになります。
現在、関係各国の審査・承認手続きを進めており、完了した段階で詳細を改めて公表する予定です。

2017年第一四半期 アジア域内コンテナ輸送量11%減

アジア域内13カ国・地域における主要船社の今年第1四半期(1-3月)のコンテナ輸送量は、前年同期比11.2%減の286万5,000TEUでした。
日本発アジア向け輸出は15.7%減の31万8,000TEU、アジア発日本向け輸入は12.4%減の49万2,000TEUとなっています。

日本発アジア向け輸出をみると、台湾向けやベトナム向けの輸送量が増加しましたが、その他地域は減少しました。
タイ向け9.7%減の3万7,000TEU、フィリピン向け8.2%減1万TEU、インドネシア向けとマレーシア向けはともに27.2%減の1万6,000TEUなどです。

一方、アジア発日本向け輸入は、台湾発やマレーシア発、ミャンマー発などが増加した半面、フィリピン発やタイ発、インドネシア発は減少が目立ちました。
台湾発1.6%増の4万5,000TEU、マレーシア発2.9%増の2万TEU、フィリピン発27.4%減の1万6,000TEU、タイ発14.5%減の3万9,000TEUとなっています。

上海港で混雑続く

上海では、主に洋山港等における港湾の混雑が続いています。
 
4月からの船社アライアンス再編によるコンテナ船隊の入替、濃霧による悪天候や貨物量の増加といった複数の要因が重なり、混雑による船の遅延が継続しています。 同港を管理する上海国際港務集団は、速やかに通常体制に戻すと表明して対応策を講じていますが、混雑は5月中旬頃まで続くのではないかと見られています。

2016年世界のコンテナ取扱量1.8%増

フランスの海事コンサルタント、AXS-Alphalinerの調べによると、2016年の世界コンテナ取扱量はトップ100港の合計で5億5,560万TEUと前年に比べて1.8%増加しました。
トップ30港のデータを分析した結果、低調だった上半期から下半期に回復、とくに第4四半期(10-12月)は第1四半期(1-3月)の0.6%減のマイナス成長から4.0%増へ高成長を記録しました。

2016年のコンテナ取扱量が増加した港は、ポートケラン(10.8%増)、コロンボ(10.6%増)、マニラ(11.3%増)などです。
一方で、ドバイ(5.2%減)やジャカルタ(6.5%減)、ダンマン(9.6%減)などの落ち込みが目立ちました。

東アジア・東南アジア各国 4月の祝祭日

東アジア・東南アジア各国においては、以下の通り4月に祝祭日があります。

各国での輸出入作業等に影響を及ぼす可能性がありますので、ご参考として頂けましたらと存じます。

 

中国:4/2(日) ~ 4/4(火)      

香港:4/4(火)、4/14(金) ~ 4/15(土)、4/17(月)

台湾:4/3(月) ~ 4/4(火)

カンボジア: 4/14(金) ~ 4/16(日)

シンガポール: 4/14(金)

タイ: 4/6(木)、4/13(木) ~ 14(金)、4/17(月)

インドネシア: 4/14(金)、4/24(月)

フィリピン: 4/13(木) ~ 15(土)

ベトナム: 4/6(木)

ミャンマー: 4/12(水) ~ 4/21(金)

 

 

欧州発運賃高騰

昨今、欧州発アジア向けの運賃が高騰しています。荷動きが増加する一方で船社の船腹調整、輸送ルートの再編によりスペースが逼迫、運賃上昇の要因と

なっています。航空貨物に関しても、ここ数カ月の航空輸送への需要増加に加え、こうした海上輸送からの市場拡大により輸送スペースの不足、運賃の

上昇が免れない、という予想がされています。(2017/03/17)